material girl


「昨日から色々ごめん、ありがとう。じゃあ、明日頑張ろうな。」

そう言って、あたしの頭をクシャって撫でる。

ドキッとするな、バカ自分っ!

「おやすみなさい。」

冷静を装ってそう言った。

「おやすみ☆」

そう言って、パタンと助手席のドアをしめて、自分の車へと向かう彼。

あたしは自分の感情を押し込めて、家へと向かう。

まさか、あんなヤツにこのあたしが惚れるわけないじゃん。

ないない、絶対ない!

ありえない。


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