material girl
「Lisa、ちょっとイイ?」
ライアンに呼ばれた。
「何?」
彼の後ろについて、みんながバーベキューしている庭から少し離れる。
騒がしかった庭とは違って、庭の灯りから離れた所は薄暗くて夜の静けさが広がる。
「ココをハナレるマエにハナシがしたくて。リサはカレがスキ?」
「彼?って忍成?」
「ウン。カレは、ナンカ、イヤなヨカンがするんだ。i can smell like something bad is gona happen... so ナンカあったら、ボクをタヨってホシイ。ボクはいつでもLisaのミカタだから。」
「ありがと☆実はザックにも言われたんだよね~、彼はやめとけって。ははっ」
あたしが笑って言った次の瞬間、ライアンの大きな腕があたしを包む。
「ボクはイマでもずっとLisaがダイジで、大スキだよ。だからニホンゴもベンキョして、ニホンにリュウガクすることにしたんだ。もしLisaのココロにマダボクのハイるスキマがアルなら、あと半年マッテテホシイ…」
ライアンの腕に力が入る。