material girl


着いた場所は、何年も予約待ちの超人気レストランで。

あたしはびっくりしてしまう。

「ここ、どうやって予約とったんですかっ!?」

「実は3年前に、こっそり予約いれといたんだよね。今日実は元妻との結婚記念日☆ごめんね。」

忍成の言葉は、少しあたしの胸を刺す。

だけど納得。だって普通に予約取れないって、ココ!

そして、今日ここにあたしを連れてきてくれたことが、なんだか嬉しかった。

忍成が、特別な人と特別な日を祝う為に、予約した場所…


あたし達は、お店の中へと入る。


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