material girl


「あ、あのっ!これ以上は、僕、その…ヤバいんですけど。」

しばらくキスをしたところで、航輝クンがあたしを離しながら言う。

「じゃあどっか行く?うち実家だから、航輝クンは?一人暮らし?」

「えぇっ!!あのっ///」

真っ赤になった彼がうろたえる。

「リサさんは、その、僕のコト、どう思ってるんですか?」

彼があたしにたずねる。

なんかコレって、男と女、逆な気が…(笑)

「好きだよ☆っていうか、どっちかって言ったら好き?まだ君のコト、なぁんにも知らないし。顔は可愛いから、合格点だけど☆」

あたしの言葉に、困惑してる彼。

純情そうだからなぁ、こんな女、初めてなんだろうな。


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