material girl


服の発注とか、借りられるようお願いしたり、そんな事務仕事だけで午前中は過ぎていく。

お昼の時間かぁ。

モモちゃんが離れた席からやってくる。

「ね、お昼一緒にとらない?」

「うん、いいよ。」

嬉しそうな笑顔をこちらに向けるモモちゃん。

「航輝クンも誘ってみる?」

あたしに意味ありげに聞く彼女。

「あー、あたしはどっちでもいいよ。」

あたしの反応を見て、少しがっかりした様子だ。

いいリアクション出来なくてごめんね。

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