material girl


結局航輝は、外に出てたみたいでいなくて、あたし達は二人で、うちの会社の向かいにある、オシャレなイタリアンカフェに入ることにした。

「やばいーっ!あたし、社会人になって、こうやって同僚とランチするの憧れてたの♪」

ミーハーなモモちゃんらしいな。

とりあえずモモちゃんの話しに、適当に相づちをうちながら、ランチを注文する。


「っていうか、航輝クンとはあの後どーなったの??」

きっとその話題をきり出したくて仕方なかっただろう彼女が、注文を終えた後、身を乗り出して聞いてきた。


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