愛が呼んだもの
「そーなるぐらいだったら、今のうち円満に別れて前のように戻りましょう。ってなったのよ。」
「洋樹くんとは中一からだっけ?」
「うん、そー。」
「あー…じゃあそれも仕方ないのかなあ。」
香菜は分かってくれたみたいだ。
「うん、そうなってもムリはないって思うトコロもあるし。」
付き合い始めのころみたいな情熱って今はさすがにね…、と続けるアタシ。
そこに、
「ええー、なんかさびしー。」
と由梨香が言ってきた。
仕方ないよ。
「まあ、アレだね、6年は長いよね。」
「でも、ウチのいとこのお姉ちゃん。6年以上つき合った人と結婚したよー?」
「30前にー…。って、そりゃ重みが違うんじゃない?30歳にとっての6年は5/1だけど…。」
18歳にとったら3/1なのよ-
香菜の言った言葉が響く。
そーなんだ。
そーゆことなんだ。
「洋樹くんとは中一からだっけ?」
「うん、そー。」
「あー…じゃあそれも仕方ないのかなあ。」
香菜は分かってくれたみたいだ。
「うん、そうなってもムリはないって思うトコロもあるし。」
付き合い始めのころみたいな情熱って今はさすがにね…、と続けるアタシ。
そこに、
「ええー、なんかさびしー。」
と由梨香が言ってきた。
仕方ないよ。
「まあ、アレだね、6年は長いよね。」
「でも、ウチのいとこのお姉ちゃん。6年以上つき合った人と結婚したよー?」
「30前にー…。って、そりゃ重みが違うんじゃない?30歳にとっての6年は5/1だけど…。」
18歳にとったら3/1なのよ-
香菜の言った言葉が響く。
そーなんだ。
そーゆことなんだ。