執事と私の8ヵ条。
「…もう行くんですか…?」

「早朝バスに乗りたいので…。

すみません、起こしてしまいましたか?」

私はぶんぶんと首を振り、大翔さんをじっと見つめた。

私達は見つめ合ったまま、何も言おうとしない。

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