執事と私の8ヵ条。
その8 約束は破るべからず
大翔さんがいなくなっておよそ1年…。

私は無事K大に合格し、今日はその入学式だった。

「じゃ、行ってきます!」

真新しいスーツに身を包み、私はお父さんとお母さんに笑顔で言った。

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