執事と私の8ヵ条。
大翔さんは何かを言いかけたけど、ふっと微笑むと、たった二文字の、大切な言葉を発した。
「…結衣。」
「…ありがとう、大翔さん。」
私は大翔さんの腕をとって、並んで並木道を歩き始めた。
「…結衣。」
「…ありがとう、大翔さん。」
私は大翔さんの腕をとって、並んで並木道を歩き始めた。