執事と私の8ヵ条。
「如何なさいました、結衣様。体調が優れませんか?」

「いえっ!いいえっ!そんなことない、私は元気です!」

「そうですか。それは良かった。」

執事さんは満足そうに微笑むと、キッチンの方へ向かった。

…やっと一人になれたわ…。

やっぱり私に執事は不要。だってどう接したらいいかわかんないんだもん。

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