執事と私の8ヵ条。
私がぼんやりとしていると、執事さんがお茶のセットを持って来て、机にのせた。

「結衣様、お茶でも…。」

「あ、はい。」

断る理由はないので、私は机へ向かうべく重い腰を上げた。

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