執事と私の8ヵ条。
しばらく走って、はあはあと肩で息をする。

生憎運動は得意じゃないから、そんなに長くは走れない。

「大丈夫ですか、結衣様。」

「はい…。…って、うわっ!」

そこにいたのは大翔さん。
私が家を出る時、送ると言うから無視して全力で走ってきたのに…。

途中でまいてきたはずなのに…。

どうして大翔さんがここに!?

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