執事と私の8ヵ条。
私の命令まがいの一言に、大翔さんはさっと男から手を離した。

男は気を失っている。大翔さんは胸元から携帯を取り出し、警察に電話していた。

警察が来るのを待つ間、大翔さんは私をいたわるように肩を抱いた。

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