執事と私の8ヵ条。
「結衣、執事なんかいるんだ。なんか…次元が違うな。」

「…そんなこと…無いよ。」

「そうか?でもいいじゃん!お嬢様って楽しいんだろうな。」

「そんなこと無いっ!」

私の一際大きな声に、周りは驚いてしんと静まった。

急に恥ずかしくなって、私は俯く。

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