執事と私の8ヵ条。
「わかったから!じゃあお詫びにさ、明日どっか行こう。

あ、なんか見たい映画あるっつってたじゃん?」

亮介の言葉に涙も止まる。
え、何。それってまさかデート?
私、デートに誘われてるの?

ぱっと顔を上げて、私は思い切り頷いた。

「うん!遊びに行こう!」

「…ゲンキンな奴…。」

< 52 / 132 >

この作品をシェア

pagetop