執事と私の8ヵ条。
「付き合い始めたのは最近なんだけどさ、俺どう接していいかわかんないんだよな。

彼女ってこう…まあなんつーか緊張するな。」

照れくさそうに話す亮介を、私は絶望的な気持ちで見ていた。

そして亮介は、決定的な言葉を発したのだった。

「結衣みたいな気さくに喋れる女友達とは違うんだよな、彼女って。」

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