執事と私の8ヵ条。
夢の中で亮介が笑ってる。
笑って、私に手を差し延べて…。

その手をとろうとした時、隣から華奢な腕が伸びてきて、亮介と香澄が二人で手を繋いで遠くへ行ってしまう。

いやだよ、だって私は亮介が…。



「亮介!」



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