執事と私の8ヵ条。
「…ごめんなさい、心配かけて…。」

「それはご両親に言わないと…。

さ、帰りましょう。」

「…いやです。」

大翔さんの言葉に、私はきっぱりと拒否した。

大翔さんは、上げ掛けていた腰を降ろし、私に尋ねる。

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