続・кiпG彼★PriпsеsS彼女




「やだ。ちゃんと許すまで離さない。」


「はぁ〜…もぅ、やめなさいよ。小さい子供じゃないんだから…」




そう言っても、さらにギュッとキツく抱きつくだけで、離してくれそうにも無い。



「んじゃあ、何したら、離してくれるわけ?」


「ホッペにチュウ。」





は?!

んな、こっぱずかしい事、できるかってんだ!!!



「蒼、あんたって馬鹿?」




蒼は、横に首を振りながら…


「違ぁ〜うよ。」




と、言った。




いや、絶対馬鹿だと、私は思った。



.
< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop