何度も好き
体育も終わり着替えて屋上に行こうとした時、雅也が真剣な声で言った。

「もしそうだったら・・・真剣に応えてやれよ。」

雅也が何のことを言っているのか考えなくてもすぐに分かった。

でも俺は、背中を向けたまま無言で屋上に向かった。

応えるってなんだ!?

付き合うってこか!!

だけどアイツとだけはいい加減な気持ちでは付き合えない。

天美だけは傷付けたくない!!
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