狼男子は今夜も

そうだった!!


「ごめん!!血ますます出た!?大量出血で死なない!?痛い!?どうし」
「ぶっ……」


冷や汗出まくりのあたしとは裏腹に修太くんは吹き出した。


なに!?;;



「ははっ!慌てすぎ!」

ドキッ


道路に手をつき腹を抱えて大爆笑してる。


不覚にもドキッてなっちゃった…


「だって……!///」


笑われるとこっちが恥ずかしくなっちゃうよ。



「マジ大丈夫だから。ほっとけば治るだろ」


ほっとけばって………







…あ!



「ちょっとここで待っててね!」





「え?あ、ああ…」




あたしは修太くんを置いて行った。
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