忘れないで
「おーっ!波留じゃん!」

…だれだろう?
波留の友達かなあ?

「よ」
波留の友達はあたしに気付いて「波留のカノ女??」と聞いた。
「ああ。しゅんってゆーんだ」
「へえ、しゅんちゃん?
俺、波留の大親友、汰玖。
よろしくな」
「よろしく…」
「大親友とか自分でゆーな!しゅん困ってんじゃん」
波留が楽しそうにゆった。それをみて
…仲いいんだなあって思った。
「あれ?お前カノ女は?」
「ああ、佐奈?」

汰玖くんの彼女さんは佐奈さんってゆうひとらしい。
「別れたー!」

え…。

「え??別れたの?!
お前最近つき合ったばっかじゃね?!」
「だってさー…わがままばっかゆーんだもん…」
「そーゆーお前もわがままだけどな」

たしかに…

「俺やっぱ波留がいてくれればいーや」
「…とかゆって明日にはまた新しいカノ女できてるくせに」

波留の腕に絡みつく汰玖くんを困った顔でみた。
「ばれた〜??」
汰玖くんが微笑んだ。
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