詩と書いてバカと詠む
彩葉さんの絶対零度なみな冷たい視線を受け、大ダメージをおっている私に彩葉さんは容赦なかった。
「この学校、詩部なんてもの存在しないんだぜ。」
「………………………へ?」
ああ、時間止まった気がした。
後頭部の痛みも感じられない。むしろ頭の中が真っ白だ。
この学校、詩部なんてもの存在しないんだぜ…
この、学校…
こ、の、が…
こ、の…
こ…
詩部が存在しないんだぜ…
「あああああぁぁぁっっっ」
「うわ、なんだこいつ!きもっ!!」