☆最凶彼氏★
「お前、今日から俺の奴隷な」
What?
この人今……。
非、常識的な事言わなかったぁ!?
「ん」
私が口をポカーンとさせて、涼宮響を見つめていると、
不意に彼は私の前に手を出した。
「……?」
お手ですか?
ワン?
「ちげーよアホ。携帯よこせ」
心読まれた!?
とか、変な事を考えながらも、私は涼宮響に携帯を差し出した。
カチカチ
涼宮は私の携帯を
勝手にいじっていた。
別に見られてまずいものなんてないし?
私はそのまま
呆然としていた。
「ほらよ。俺の登録しといたから、俺様が呼んだらすぐに来いよ?」
「え、ちょっ!何であんたの言う事なんか……聞かなきゃいけなぃんですか?」
本当は怒鳴ろうかとも
思ったけれど……
無理でした。