☆最凶彼氏★
「もぉー!!あんな奴の彼女とか真面目にイヤ!!」
何されるか分かんないし……。
身の危険を感じるもん!!
「何で美都なんやろ?」
確かに、ダッサイ私より、凛香みたいな可愛い子の方が良いじゃないか!!
「分かった!!きっと、地味な子が好きなのよ!」
ありえるぅ〜!!
けど、失礼じゃない!?
「あり得るかもしれへんな!!」
修一まで!!
分かってるけどさ……
傷つくわぁ!!
私が1人、いじけて窓の外を見ていると、
修一と凛香が
大変な事を言いだした。
「だったらさぁ…私達みたいにすれば良いんじゃない?」
「せやな。そうしよーや」
ニヤリと笑った2人の顔は、まるで涼宮のようだった。