☆最凶彼氏★



学校まであと半分、
というところで涼宮を発見。

「ぅわっ……」



でも、気づかないよね?


ドキドキしながら、
私は声を殺して涼宮の隣を、通り過ぎようとした。


「──……おいっ!!」


バレないと思っていたのに、涼宮は私の変装?をいとも簡単に見破った!!

腕を掴まれた私は
驚きが隠せなかった。

「な、何で分かったの!?」


本当、不思議だよ!!

そういえば、最初に顔を見られてたからか?


「分かるに……決まってんだろーが……」

涼宮は、私の事を細めた目で見つめていた。
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