☆最凶彼氏★
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「……ん」
いつのまにか、
私は気絶させられていた。
気がつくと、
そこは、どこかの倉庫らしい場所だった。
体が……震える。
怖いよ。
怖い──
私の目がさめた事に気づいていない様子の男達は、
何やら誰かに電話をしているようだった。
「鮎部さんですか?例の女連れてきました。
ええ。はい。分かりました」
あゆべ……?
不良グループのリーダーだろうか?