☆最凶彼氏★



「──やめて!!」



「……!!凛香!!」


何でここに!?

私は驚いた。

凛香は息を切らしながら、私のもとへ走ってきた。


「誰。あんた?」


マナは冷たく、自分の邪魔をした凛香に言葉を放った。


「美都に酷い事しないでよ!!」


凛香……涙目だ。

私の事……探してくれたんだよね?


ありがとう──



凛香の勇気に、
涙が溢れた。

自分だって、怖いくせに──
< 65 / 103 >

この作品をシェア

pagetop