その瞳に…魅せられて。










そんなルアンの頭を撫でた
ジキルはそっと体を離す…。


そして、笑って…


「良いだろう。」

そう答えたのだった。


ルアンに結界を張り、
動けないようにしてから…
ジキルはくわえていた
煙草を地に落とし、
脚で後始末をする…。


そして、セイルに冷めた顔を
向けたのだった。


その瞬間……。


ポタポタと…
さらに大量の血液が床に落ちた。


ジキルの腹部には短刀…。


セイルは満足そうに笑みを作った。







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