その瞳に…魅せられて。
「良いっつわれたもんを!
して何がわりぃ?あ?」
歩きながらそう文句を言い放つラックス。
「おめぇの知能は猿以下か?
状況判断ぐれぇしろ!」
ライターはバズーカ砲を
ラックスの方に向けると、引き鉄を引いた。
ズゴゴゴゴーン!!
と、言う音と共に
ラックスの横に居た男を撃ち殺す…。
「人の事ばっかり言いやがって!
おめぇも、殺ってんじゃぁねぇか!」
「は?おめぇの所為で
ストレスが溜まってんだよ!
それを解消しただけじゃねぇか!
おめぇと一緒にすんじゃねぇ!」
ラックスの暴言にライターが突っかかる。
ずっと先を歩くジキルは…
ある大きな屋敷を目指して歩いていた。
此処には一度来た事がある…。
奴を…殺す為に…。