その瞳に…魅せられて。







部屋を出たジキルは…
自分の傷口に手を当ててみると…

綺麗にその傷が
塞がっているのが分かった。


ふと、隣を見ると微笑むルアン。


そしてその場に倒れた。


「っ!!ルアン!」

そう抱き上げ、呼吸の確認をする。



息は…あった。



まだ不完全な体で能力を使うとは…。




(無謀な事を…)



そうジキルはソファーにルアンを寝かせた。







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