その瞳に…魅せられて。








『ゆる…さない…。絶対に…。』







そう言われた言葉を思い出し…
歯をかみ締めた。




ドガァァァン!!!


そう音が響き…
2人の目の前にはジキルが現れた。


「貴様ぁ…ルアンは何処だ!」

声を上げるジキルは…
いつもの冷静なジキルではない。


「あの小娘か?あぁ…丁度良かった。
ルアン。出て来い。」

そう声を張り上げたセイル…
その命令通り…
ルアンは一本の刀を持って出てきた。









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