その瞳に…魅せられて。
生気の無いその目…。
ジキルは顔を顰めた。
「さぁ、闘ってもらおうか?
お前がルアンを殺すか、
ルアンがお前を殺すか。
そうでもしなければ
ルアンの催眠は解けない。」
面白そうに微笑むセイル…。
ジキルは怒りを露にした。
「貴様は…何処まで腐っている!」
「さぁな。ルアン…やれ。」
そうセイルが声を発すると
ルアンは鞘から刀を出す…。
ジキルは持っていた武器を
能力で消した。
「ルアン?」
そう声をかけるが…
ルアンは刀を振り上げて
ジキルを切り付けようとする…。