その瞳に…魅せられて。







「触らせるなって……
ジキルさんが…そう言って…っっ」

涙が止め処なく流れる…。


そんなルアンを…
2人は見つめる事しか出来なかった。


「私が…殺した。
ジキルさんを……わた、し…が…」



ガラガラ…そう崩れていく天井…。



「どうしてっ…
どうして…ジキルさんがっ…」







――――死んでしまわなければ…


いけなかったの?







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