その瞳に…魅せられて。








(散らかっているから…
入るなっていっていたのだと思ってた…)



余りに綺麗な部屋に…驚きながら
ルアンはゆっくりと部屋に踏み込んだ。


そして…真っ黒な机に
ルアンは視線を合わせる…。


ゆっくりと近付けば…
…白い紙と、
部屋に不釣合いな
小さなラッピングされた
ピンクの箱と、
長く細いひとつの剣が机に置いてあった。


ルアンは紙を手にとり…
書かれた言葉を読む…。



ただ…涙が出た。



そして…ジキルの種族を恨んだ。


未来が予言できる…。
ジキルの能力も…。








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