その瞳に…魅せられて。
「話せるようになって安心したよ。」
そう微笑んでルアンに近付くレイ。
「俺の部屋に用事?」
と、言ったレイは……
ただ…、ルアンに申し訳ないという
感情でいっぱいだった。
「お願いが…あります。」
そう呟いたルアンに…
レイはクスリッと、微笑む…。
「気にしないで、此処で住んでいいからね?
出て行かすようなこと。しないから。」
「違います。」
レイにルアンははっきりと言った。
「ん?じゃぁ…どんなお願いかな?」
そう見をかがめたレイに…
ルアンは口を開く…。