その瞳に…魅せられて。








何だかんだで、皆…が
薄れていく…ジキルへの悲しみ。


そんな時間の早さに…
ただルアンは辛いばかりだった。


胸には今だ付けられない
指輪だけが残って…。


毎晩眠れない日を過ごしているのは…
自分がジキルを殺したという
罪悪感からかもしれない。


涙は枯れる事を知らなくて…
結局、気持ちも変わらない。


あの時の…


『愛してる』


という気持ちだけは……。








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