PC愛

運命の相手

それからしばらくして、アタシは野愛と雫とさよならをして野愛の家を出て行った。



何より雑誌に書いてあった事が気にして仕方がない!!

早く家に帰ってそのページ開きたいよぉ~。

パソコンなんかは小さい頃からやっているのに、こんなにドキドキしたのは初めてだった。

アタシの心は期待に満ちていた。




しばらく、走っていると家が見えてきた!!

夏だから、小走りだったのにすごく暑い。



アイス食べたいな。

冷たい物あるといいけど。

ガチャ
「ただいま~」

誰もいない。




お母さんはパート、お父さんは今会社に出かけていたんだ。


アタシはクーラーをつけ、冷蔵庫から冷たいオレンジュースを取り出した。

アイス食べ過ぎると太っちゃうからね。



それからアタシは椅子に座って自分のパソコンを開き、『リヴリーアイランド』を検索した。

すぐに出てきた。

これが雑誌に出ていた所…。


アタシは『リヴリーを買う』をクリックした。


リヴリーはペットで、自分の分身でもある。


それから自分の島へ行ってみた。



アタシが買ったのは『パキケ』というリヴリー。


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