PC愛
―三日後―
だんだんアタシはあきらめかけてきた。

恋をしている人達を見るのも辛い。

またアタシはパソコンを開いた。

いつもの自分のページを開く。

悲しいけど、何かに導かれるように。



やっぱり待ってちゃだめだよね…

自分から会話に入っていかなくっちゃ!!




アタシは近くにいる人に話しかけた。

最初はあいさつ。

「こん」

しばらくすると、近くにいた人も返してくれた。

嬉しい…!!



その子の名前は伊吹。

アタシ達はすぐに仲良くなれた。

もちろんすぐ伊吹の島をブックマークした。

伊吹はアタシよりひとつ年上の男の人らしい。

まさか運命の相手??

でも相手は目に見えない人。

かなり用心しなければならない…



だけど、だんだん二人の距離は縮まってきた。

相手から近づいてくる。

アタシも少し近づく。

けれど、アタシは近づきすぎないよう、少し距離を離しながら近づいてく。






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