犯人の足跡
学校に向かう途中、坂田紀仁のアパートが気になったため、側を通って学校行くことにした。


犯人は現場に戻るというが、そのとおりだと思った。


すると、坂田紀仁のアパートに人だかりができていた。


遺体を発見したのだ。


俺もその人だかりに混ざる。パトカーが数台止まっているのが見えた。


すると、新たに一台車が入ってきた。


そこからトレンチコートを着た、背の高い中年の男性がでてきた。

髭を生やし、いかにも刑事という刑事がでてきた。


その男に、若いスーツの男が駆け寄ってきた。

手帳を持っている、彼も刑事なのだろう。


「原田警部、お待ちしておりました。」

「現場の状況は?」


俺は耳をすました、刑事達のやりとりがかろうじて聞こえてくる。


「坂田紀仁 21歳がロープで首を釣っていました。死亡推定時刻は昨夜の22:00頃です。」

「なにか変なところは?」

坂田紀仁の部屋に歩いていきながら二人は話していた、そして話し声が聞こえなくなった。
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