お見合い恋愛




「ここが私の家です。送ってもらってすみません。」

「いえ、おやすみなさい。」

「おやすみなさい。」

昨夜、車内で二人っきりになっても塚田さんは私に触れることはなかった。

あくまでも紳士を貫いていた。





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