秘密
「流奈!何、爽君に見とれてんの!」

「わぁ!優!みっ、見とれてないしっ!」


「ふーん」


何よ!!ふーんって!!
絶対疑ってる!!


「あっ!ほら、もう出番だよ!」

ヤバ、マジ緊張してきた・・・


「本番で転ぶなよ。」


肩をポンっと叩かれた。


振り向くと、爽がいた。

ヤバ、超どアップ!!

カッコよすぎ!

ドキドキした・・・。

「転ばないもん!!」


「ハイヒール、慣れてないだろ」


わかってたんだ・・・。


「転んだら、ごめんなさい・・・。」


爽は、鼻で笑って舞台に出た。
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