★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜
あの、自分の娘の雛に家事をさせている、母親にっ!!
とゆーわけで、最近の森川家の食卓は週1であたしの手作り料理が並ぶわけなのだが…。
「うわっ、またかよ!?」
こうやって文句を言う奴が居る訳ですよ。
はい、まったく困ったもんです。
「うっさい!!それなら食べなくてよしっ!!」
あたしは勇紀の前に置いてある皿を奪い取った。
ぎゃーぎゃー喚く奴は一切無視。
静かになったと思いきや、
「ま、食中毒で死にたくないし、いいや!」
殺す!!絶対殺す!!
抹殺してやるぅぅぅう!!
と勇紀の首に手を掛けたところで。
「今日も美味しいよ、栞」
という声が聞こえたので、勇紀なんか放置して冬兎の元へ瞬間移動する。
「大好き冬兎ー♪」
天使のように笑う冬兎に、あたしも笑い掛けて抱き着く。