★My Homeの秘密★♪〜brother&sister〜
それから横をちらっと覗き見る。
「凌兄、どう…?」
恐る恐る聞いてみる…。
やっぱり1番、誰よりもこの人からの感想が欲しい。
「あぁ。まあまあだな」
優しく微笑んで、あたしの頭を撫でてくれる。
途端幸せが、広がる。
凌兄に美味いと言ってもらわなきゃ意味がない。
無理矢理やらせられたけれど、凌兄の為に、頑張ってるんだから…。
…………
………………
あたしたちは婚約したから一応、同じ部屋だ。
あたしは別に別々で良かったんだけどね…、凌兄がお母さんに訴えた。
その理由はまぁ…ご想像に。
で、今までの勇紀と冬兎の2人部屋を、移動してもらいあたし達が。
そんで冬兎が元あたしの部屋、勇紀が元凌兄の部屋に現在いるわけなのです。