ラブ・ワールド
言葉じゃ 言い表せない。

本物の タイミングの 良さというか

悪さというか…


私のツボには ハマっちゃうんだよね。


レイが ソーセージを落として


私は 恋に落ちた。


今では 笑い話。


『同性愛』


私は、レイが 初めての 女の子の恋人だけど


不思議と 違和感なかったんだよ。


最初から。


レイが 女の子らしくなかったからかな。


でも ちゃーんと 付き合って


今は レイが どれだけ 女の子らしいか わかるよ。

レイは 嫌だって 思うかもしれないけど。


レイが 男でも 女でも


どっちでもいいんだよ。

私は 来世が あるならば 、やっぱり女の子に生まれたい。


かわいい洋服。


たくさん オシャレして。

綺麗にメイクして。


女の子同士で くだらないことして


笑っていたい。


レイは。


レイは、どうなんだろうね…


きっと 男の子が いいのかな。


そしたら、今よりは 苦しいのや モヤモヤが減るかもしれない。


私は 『同性愛』ってこと

そんなに 考えていないんだけど。


世間には 面白くて 噂話のネタだったりする。


そんな 心ない 言葉や態度を


『同性愛』って いう


小さな街の ナイーブな住人たちを 傷つける。


時には 言葉で、


時には 態度で。


だから レイみたいに 性格 悪いひとに なっちゃうんだろう。


ホントのレイは


すごい 繊細で 臆病で 優しいのにね。


レイの笑顔 すごく かわいいんだよ。


レイの笑顔 ずっと見ていたいんだ。


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