イケナイ恋~おにぃちゃんに寄せる想い~(前編)




中「責任が僕にあるっていうのは、十分わかってるよ…。だから、ホントのことを教えて!ね、良ちゃん…(ウルウル&上目遣い)」




中野が、ウルウル目&上目遣いで俺を見てくる…。



あぁ・・・。



ヤベー。。。



俺、カワイイのに弱いわ。



良「わぁーかったよ!!!実は、一昨日の放課後にユイってヤツに告られたの。…マジでキモかったけど…キモいからこそ、ゆらに見せて俺のことをすっげー嫌いになったら、俺もあきらめつくかなぁ…って考えだったの!!!でも、ユイってヤツといると、気持ち悪くなるし(←無茶苦茶いいやがる。)、それに、ゆらが俺のことをイヤがるのを想像したら、余計にツラくて…。俺はもう、ゆらのことをあきらめられないんだなぁ…って、よく分かったよ。だから、これからは逃げ出したりしないっっ!だからね、中野はもう、心配すんなよ…。」



中「…良ちゃん…。でもね、今一番傷付いてるのは、ゆらちゃんだよ。だから…。うん!もう、良ちゃんの心配は、ほどほどにしとくね☆ゆらちゃんの心配をする!」



…?



……え…?



なんでゆらが一番傷ついてるんだ…?



いや、イミわかんねぇーからッ!



良「なぁ?中野…?なんでゆらが一番傷ついてんだ?」




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