イケナイ恋~おにぃちゃんに寄せる想い~(前編)
気楽なゆらと心配症の良介
~ゆらside~
中野君から電話なんて…なにかあったのかなぁ?
そういえば、中野君って私のケー番知ってたっけぇ?
まぁ、いーやっ!
一応、変装して…
早く駅に行かないとっっ!!
…★☆とうちゃぁぁぁぁぁぁぁぁく☆★!!
「ぁ」が多すぎて迷惑だってぇ?
そんなん、聞き入れないしっ♪
中「あっ!ゆらちゃぁーん!」
そう、中野くんが言った瞬間私は人差し指を自分の口の前に立てていた。
ゆ「しーーーー!まだ、騒ぎがおさまったばっかなんだからさ。」
中「あぁ!!ゴメン…。すっかり忘れてて…。」
ゆ「それより…話ってナニ?」
中「ちょっと場所変えよっか。。。」
そう言った中野くんにつれられて、私はカフェに入ってコーヒーを飲みながら話を聞くことにした。
知「ねぇ…。ゆらちゃんさぁ、良介のこと好きでしょ?キョ-ダイとしてじゃなくて。」
ゆ「えっ。。。えぇ→!?」