イケナイ恋~おにぃちゃんに寄せる想い~(前編)



私のケータイは急に震えだした…。



ピッ



ゆ「はい…?もしもし…。」



?「ねーえ!モデルやめたんだし、ヒマでしょ?俺らとあそぼーょ?」



ゆ「だっ…だれですヵっ…。」



?「そんなん気にしないでさぁー?俺らとあそぼ?」



良「ゆら…?誰と話してんのぉ?」



ゆ「ぅっ、ううん((汗 なんでもないょ?」



ブチッ!!!



ツー・・・ツー・・・ツー・・・



良「そっかぁ…。うん。ゆらがそう言うなら、いいや…。」



ゆ「うん…。」



プルルっ…プルルっ…



また…。



ピッ!



ゆ「もっ…もしもし…?」



?「んー?ねぇ、今さぁ…原宿にいるんだゎー♪ちょっと…来てくんない?」



カタカタ・・・



カタカタ…



ガタガタガタガタ…



ガタガタガタガタガタ・・・・



私の肩は震えだした…



一度震えだすと、止まることなく揺れ続けた…



良「なぁ…。なんでもなくねぇだろ…?」



なんで…



どうして…



私のケータイの番号を知ってたの…?



さっきの人たち…



二人とも、









声が違う












< 61 / 144 >

この作品をシェア

pagetop