イケナイ恋~おにぃちゃんに寄せる想い~(前編)
信用→疑い
私は、なんとか気を取り直して、良介に質問した。
ゆ「ねぇ…。誰かに私のケータイの番号…教えた?」
良「えっ!?…。ぅっ…ううん。おっおっおっっっ教えてない…ょ…。」
ゆ「ふーん…。そっか。」
あきらかに、おかしい。
いっつもだったら、私のこと睨みながら、「俺のこと疑ってんの?」って言うのに、今日はニコニコしながら私のほうを真っ直ぐ見て言ってた。
ゆ「ねーぇ?ホントに、誰にも教えてなーいのぉー?」
さぁ!!!!
ホントのことを言うんだぁぁぁ!!